剱岳 TSURUGI TrekkingPhotograpy 剱岳 TSURUGI Trekking
ハードな山登りの経験もなく、いきなり「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」で有名な剱岳に登ってきた記録



扇沢駅の駐車場から景景色を望む。すでに紅葉は終盤に差し掛かったかのような雰囲気。


チケット販売時間30分前に並べば良いかと思っていたのに、紅葉目当ての観光客の団体が現れ、もの凄い行列に。。


室堂駅まで往復で8,800円(2013年時)…高すぎる…


ついでと言ってはなんだが、黒部ダムを通過して行ける。人生で初めてダムに訪れる。


黒部ダムを数百メートル歩き、ケーブルカーに乗り換える。


ケーブルカーを降りると一面に紅葉の世界が広がる。


このスケールに圧倒されて言葉がでない。


ここから更にロープウェイに乗り換える。


紅葉の真上を進む。ものすごい光景に車内が湧いている。


この眺めなら8,800円も払えると思った。


そしてやっとのことで室堂に着いた。移動だけで1時間半ほどかかる。やっとここからスタートできるのだが、一気に登ってきたので30分ほど散歩をして体を慣らす。


ここでもすごい景色の連続で目が麻痺してくる。


ミクリガ湖をバックにパシャリ。初めてのテン泊に加え、秋山への備えとしてダウンパンツなどの防寒具も入っているのでグレゴリーZ55がパンパンである。


日本の景色とは思えない。


個人的ベストショット。


雷鳥沢から劔御前小屋まで登ります。


10kg以上の荷物を担いで登るのは本当にしんどい。そして劔御前小屋までの道のりの辛さは尋常じゃなかった。直射日光で水分と体力を持っていかれる。


劔御前小屋到着!しんどすぎる!


ここで昼食。疲れて食欲が無いが食べねば。


ヘトヘトの図


あとは下ってテント張るだけ。剱沢キャンプ場に向かいます。


一気に写真が飛んでますが、キャンプ場に到着してテント張って近くの小屋まで行ってビール買った図です。このビールが最高に美味しかった。


ビールを飲みながら登山客の方と会話をした。奥さんが亡くなったから劔に来たと言ったおじさんの話が印象に残っている。


明日は劔へのアタック。果たしてあそこまで辿り着けるのか。。緊張する。


朝を迎えた。キンとした冷たい空気が辺りを緊張感に包み込む。やけに静かでちょっと怖い。


一気に前劔まで写真が飛んでしまった。手を使わなければ登れないような所だらけに加え、緊張でほとんど写真を撮れなかった。


ここが個人的には一番怖かった。左下の細い橋の下は谷になっている。ここだけ手すりが無く、風も強い。そして渡った先もアレである。後ずさりしてた後にえいやっと!叫びながら渡った。


まだまだ難所は続く。


そして・・・


上り最大の難所、カニのタテバイに着いた。な、なんじゃこりゃああああ…!


自分の番が来るのが嫌なくらい緊張したが、今までも難所は突破してきた。しかもおじいさんも登ってるぐらいだ。なんとかなるさの気持ちで勢いで登った。


そして・・・


ついに・・・


劔岳登頂!!!!